ベテラン大工さん早っ!
秋晴れが気持ちいいこの頃、みなさまいかがお過ごしですか?
最近何を着たらいいのか、わからなくなっている結ぶ人1号です。 季節の問題か、はたまた歳のせいか。。。(苦笑)
さてさて、前回もったいぶって住戸の様子をほとんどご紹介しなかったので、今回はモリっとお見せしちゃいますよー。
墨出しの様子です。この写真で見えるかな? 大工さんの手元には、普段わたしたちが紙の上で使うような、30cmくらいの小さい金尺があります。ボコボコの広い床に、小さな定規ってなんか不思議w
すいません、施工の様子はいい写真が撮れなかったのですが、印をつけて糸を張ってパチン!と線を引くのですが、墨はこれを使います。 あ、奥の図面気になります??
じゃーん! 間取りはこんな様子です。住戸の形がそもそもシンプルな長方形ではなく、多角形です。ミヤコシさん曰く、「上下階の住戸は、バルコニーの様子からまたそれぞれ違う形だと思う」と。1974年築の建物です。当時にしては随分と凝って、お金をかけて造られたのでしょうね。
川に面した南側にバルコニーと大きな窓があります。上の図面と比較しながら見るとわかりやすいかな?南側がお日さまサンサン、サンルームになります。
バルコニーからのビューはこんな具合、心地のいい抜けが◎ そして眼下には川が流れています。
ベテラン大工さんの速さたるや! 墨出し終えたらあっという間に進んでいきます。
壁の下地が組まれ、三次元になって来ると部屋の様子がなんとなくわかってきます。
スケルトンにし、室内の床配管は全て新設ですが、交換できない埋まっている菅についても、排水配管調査及び清掃をきちんと行っています。
床下になる電気やガスなど線も先行して施工。
木工事と同時に設備屋さんも入ります。
こんな感じに新しい血管が張り巡らされています。実は、昨日からもうフローリングが貼られ始めましたが、長くなったのでこの辺りで。続きはまた次回にします!
現場監督モトイさんが、毎日マメに工事記録を共有してくれます。もちろん結ぶ人としてはめっちゃ有難いのです。将来の暮らす人にもぜひ見せてあげたいなと思うような、丁寧なリノベーション過程が細やかに綴られています。
モトイさんって、会うといつもニヤニヤしてるから、ゆるいイメージだったけどw、メッチャちゃんとしてる!! っと出会って10年以上経ち気づきました。(笑)