平井竣工、建具枠と巾木
平井の現場もあっというまに完成しオーナー検査も終了。
片持ちキッチンはなかなかの迫力。ゴツイ。
通常はデザイン上の好みで巾木無し納まりにしているのですが今回はちょっと実験を。
樹脂製のボード見切り材を使って極細巾木にしてみました。
・・・でもこれを使うと壁出隅部分にクロス下地コーナーを貼る厚みを確保できず、
コーナー部分にいちいちベニアを廻す事になってしまいます。
これは気づかなかった・・大工さんゴメンナサイ。。。
建具枠も巾木にあわせて見えがかり巾7mm、戸当たり一体形状で制作し、
見た目もすっきり、こちらはなかなかスマートです。
穴あき丁番は丁番の軸部分が細いのでよく使っています。
予算が有れば隠し丁番が理想ですけどね。
ちなみに枠の形はこんな感じ。戸当たりが目立たない様に枠そのものに段差を付けてます。
写真右上の青斜線部分が縦枠の形状、右下赤丸部分は巾木の樹脂見切りの形状
左に写っているノートのスケッチはキッチンを考えていた時のスケッチです。
ノートには気づいた時にスケッチや納まりを書きなぐってます。
ちょこちょこちょこと細かいところで実験、また実験です。