南青山O邸:解体終了、墨出し
思った以上に解体に手間取りましたがなんとか予定内で解体終了して墨出し作業。
解体前のリビングが・・・
こんな感じで解体が終わってすぐの状態です。
今回はフルスケルトンでなく、天井梁の一部や洋室を残して部分解体。
このとおり床下には40年前の使われていない配管がいっぱい・・・これは後ほど撤去します。
この時点でお客様に状況を確認頂きます。想定外な事もありましたが
設計内容は変わりなく工事を続けられる事をご説明し、
解体した状態を再度採寸して設計寸法を微調整、次なる段階へ。
ここからは現場監督の森野さんが合流して一緒に墨出しです。
大工さんが現場入りする前に設計図と現場の実寸法をこまかくチェックして行きます。
墨出しとは床壁天井、配管の取り出し位置等の基準をマーキングする作業です。
レーザー機器を使いながら水平垂直をチェックしてこのようにマーキングします。
玄関部分の壁は既存の壁を残すつもりでしたがクロス仕上げの壁の中から大理石の壁を発見。
さすが南青山。ちょっとびっくり。「ひょっとして使えるかな?」大工さんが入るのを待ちきれず
自分でベニア類を剥がしみたところ・・・
思った以上にきれいなトラバーチン(大理石の種類)です。
予定を変更し大理石の壁はなんらかの形で生かす事にします。
墨出し作業を終えていよいよ大工さんの作業開始となります。