南青山O邸:木工事1

南青山の現場に行ってきました
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5月連休があった為、まだ大工工事が入って数日です。
おおよその間仕切りを済ませ、設備配管と置床組の作業中。
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設備屋さんは床下配管の作業中、ここはキッチン廻り
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青が水、橙がお湯の配管です。こうして色分けしてあると分かりやすいですね。
グレーのやや太めの配管は配水管です。接続部分をよく見るとT字型でなくY字型の
継ぎ手(接続部分の部材)を用いてますがこれは排水の方向に流れやすくする為です。
洗濯機置場をキッチンから洗面側に大きく移動するのですが最寄りの洗面側に排水を
繋ぐのではなく、元々のキッチン側の排水元まで配管をのばして施工します。
工事は近い方に繋ぐ方が簡単なのですが築40年のマンションなので既存の排水管の径が小さく、
一カ所に負荷が掛かるのを避けるため、バランスをみて現場判断。
設備屋さんはトイレ廻りの配管作業中
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スラブ面より立ち上がってる建築当初の古いトイレ排水管は鉛管でした(鉛製の管材)
管の先端を広げる様に金槌で少しずつ叩き、新規配管を繋ぎ込みます。
強く叩きすぎて鉛管を割ってしまうと取り返しがつきませんので慎重な作業です。
配水管にゴミが落ちては行けませんので掃除機も手元に用意。
リビング側では大工さんが床の下地組み。
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置床用の脚+パーチクルボードで床の下地を組んでいます(置き床組)
このパーチクルボード、木材っぽく見えますがとても火に強く火事になっても燃えません。
よくみると表面に星4つの判が押されてます。
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これはホルムアルデヒド(接着剤等に含まれる人体に有害な成分)を発散する建材の
発散量等級が最も低いという証明です。
下地に使うベニア等にもフォースターの判が押されています。
もちろんこの判がないものの方が安いですが・・・使っちゃだめです。
パーチの置き床組の上に構造用合板を貼っています
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この合板の上にフローリングを貼るのですが構造用合板(ラーチ合板)にもグレードが有ります
今回は1枚ずつ貼る無垢フローリング材ですので床の仕上がりが乱れないよう比較的表面の
平滑な商品を指定しています。見えないところのちょっとした気遣いで仕上がりが変わってしまいますので。
また、この下地合板は1~2mm程度の隙間を開けながら貼ってます。
合板の小口を突き付けて貼ってしまうと床上を歩いた際にたわみでこすれ、
床がギシギシと鳴る原因となってしまうのです。
案外これをやってないリフォーム屋は意外に多いかも。
(だってビフォーアフターでも見ちゃったし)
出来上がりの商品を購入する事が多い住宅ですがこのように出来上がってしまったら
目に付かない部分にも多くの業者さんの気遣いと職人の仕事が含まれているのです。