南青山O邸:木工事終盤
南青山は木工事終盤です。
無垢フローリングを貼っています。
よくみるとフローリングに挟まった白い紙。
無垢フローリングは加工の過程で乾燥させて出荷されてはいるのですが、引渡し後でも湿度の影響で
木材が伸び縮みする為、この様に少しだけ隙間をあけながら貼る必要があります。
最初は名刺程度の隙間ですが竣工後の点検に伺うと見るたびに隙間が広がったり
狭まったりと変化しているのがわかります。
通常の一般的な合板にプリントされた材料はこういった隙間を開ける必要なくパタパタと
貼って行けるのですが無垢フローリングは時間にして3~4倍の手間が掛かるのです。
でも、やっぱり無垢のフローリングがいい・・・
リビングの壁一面は躯体にあった古いスイッチボックスの跡などを佐官補修。
チョークで書かれているのは40年前の新築時の現場監督さんの現場指示でしょうか、
なかなか味があってこのままクリア塗装しても良いかなぁ・・・などと思ったりして。
今回は全体のテイストと異なるので白に塗装する予定です。
浴室ではFRP防水とタイル下地のモルタルを施工済み。
だいぶ部屋の広さ感が分かる状態になってきたところで今週もお客様と現地打合せ。
各部の広さを感じて頂きながらスイッチ・照明の位置を現地確認、
仕上げ材(クロス・塗装・タイル等)も確定したところでいよいよ仕上げ工事に入ります。