楽しい部屋がいい
個人邸竣工。今回のお部屋ではいろいろな素材を盛り込んでます。
ちまたに並ぶ部屋ってどれもこれも生産効率しか考えられてない
どこを切っても同じ顔の金太郎あめみたいな物ばかりでげんなりです。
メーカー(売る側)が作る商品(素材)はどうも無機質で味わいが無い。。。
「5年経っても1年しか経っていないように見える」とか「生産効率とクレームの少なさ」
なんて事を最優先事項に商品開発しているのでしかたがないのでしょうが
誰もが「住んでて楽しい方が良いでしょ?」と聞けば同意してくれるはず。
私たちは設計デザイナーほどは高尚なテーマを掲げている訳ではありませんが
シンプルに「住まいってそんなもので良いのか?」との思いを持ちつつ、
リノベーションに特化する事にした設計施工の工務店です。
そんなわけで使い込むことで味わいが出ないプリント合板の扉や
フローリングなどは極力使用しないように心がけてます。
今回も打合せが進むにつれ、さまざまな素材を盛り込む事になりました。
床・・・
いろいろな表情の躯体表し面・・・
造作壁・カラーリング・・・
家具の表情も・・・
リビングにはまたも集中スイッチです・・・w ( 現在マイブーム中 )
毎日を過ごす住まいです。多少の汚れやメンテナンスの手間はかかるかもしれませんが
こんな仕上げ素材の中で過ごせる方が楽しく過ごせて幸せなはず。。。だと思う。
だって・・・ 仕事で疲れて帰ってこんな部屋よりも・・・
こっち部屋の方が・・・
毎日が楽しくなりそうでしょ?