美しい箱
降るのかな？
降らないのかな？
はっきりしないお天気だったりもしますが、今年は「秋」がしっかり感じられてうれしい4号です。一気に寒くなるかと思えばそうでもなくって、いったりきたり、上着脱いだり、首に巻いたり巻かなかったりな毎日。電車にはTシャツの人もいれば、ダウンを着ている人もいて、現場に向かう車内も楽しいです。
さてさて、それでも確実に秋深まる中、現場は竣工にむけて実働中！
三人そろっていい顔いただきましたー！ この顔だけでこのブログ終えてもいいかな？と思うくらい、好きなショット。川口さんのカメラ目線はなかなか珍しいし、よーくよーく見るとベランダにいる大工さんの顔が苦笑いっぽいのがまたポイントです。
ででで、川口さんん横にあるのが、今日のブログタイトルにある「美しい箱」でございます！ 箱の正体はクローゼット！ この佇まい、雑然とする躯体の中に異彩を放つ美しさー！
クローゼットはベッドの横にあって、写真にある赤いカゴのあたりが、ベッドの頭の位置になるプランですよ。そこに寝転ぶと「ちょどベランダの外の空だけが視界に入って見えるから気持ちいいかなー」とつくる人。私も配置は気になりますが、視線まで気にしていなかったけど、つくる人はそこまで考えて作るのですね。
板と板の間の幅も「美しい」を作るひとつの要素なわけで、広めの隙間をつくるとまた違う印象になる。近くまで寄ってはじめて気がついたのが、微妙に隣り合う板の角を落としているところ。大根でいうところの面取りの作業、このひと手間ひと手間を積み重ねた結果が「美しい」につながるわけで……おでんでもリノベーションでも、ひと手間のもつ威力を再認識する今日このごろです。
こちら検討中のダイニングの照明をちらり公開。「どれがいいかなー？」と言いつつも、何となく心は決まっていそうな宮越さん。答えはもう少しお待ちくださいませ〜。
解体時からは見違えるほど、きれいになった壁！！ 当初このままでもいいかな？という案もあったのですが、白く塗装することになりましたー！ 塗装とはいえ、風合いやザラッとした味わいは残るので、ただのきれいな白じゃないってとこが肝ですよね。そのバランス感覚、出来上がるまで私にはわかりません。
キッチンの方をみると、こんな感じー！ 天井の梁がインパクトありです。キッチンのさらに奥にパントリーがあって、冷蔵庫もその中に置けるので、収納にメリハリ！暮らしにメリハリつけていい感じにできそー！パントリーのは棚もつきますぜよ。
あと、ひとつ。玄関のドアあけて、部屋に入るのに、ドアあります。これ、ひそかにうれしー！ マンションとはいえ、寒いこれからの季節にはこの一枚が非常に大きいと思いますよー。実は以前「玄関からすぐお部屋！」に住んでいましたが、なかなか寒かった……このワンクッション重要です。夏場のクーラーの効きも違うと思いますよ。
最後に今日の4号散歩＠吉祥寺。
1号から教えてもらった「四歩」さんのランチがこちらー！
オサレなのにこのボリュームで美味しくお値打ちです（そして、つけ合わせに人参を添えるひと手間）。ゆくい堂好きには、店内のリノベーション具合も参考になりそうないい感じで、買って帰ってすぐ使えそうな雑貨も豊富！ 皆様おそらく手ぶらでは帰れないですYO！
