流れ
このあいだ久々にマッサージにいきまして、カラダの色々がうまく流れるようになったのか、なんだか調子がいい4号です。さっそく先週の現場の様子をお届けしまーす。
私が行ったのは「設備屋さん」と良ばれる、水関係の設備をやってくださる職人さんの日でした。部屋中の水の流れすべてを整えてくださいます。
職人さんとつくる人たちの真剣なやりとりをそばでみるだけで、うれしくなる4号。みんなのハキハキとした会話は、ここに住む人も見てもらえたらいいのになーと思ってしまうほど気持ちいい雰囲気です。
お湯用のオレンジの管が上に向いて「ピョン!」と立っているところに、洗面がくる感じで、奥に見える職人さんのいるところはトイレです。
水色は給水用。T字路の継ぎ目部分もこんな風にしっかり。
こちらは排水系。太いのと細いのと二本ありますが、太いのはトイレ用、細いのは洗面やトイレ内につく手洗いシンク用の排水管。
そして、すべてがうまく流れるように、傾斜がついています。エンビ管の上にのっているのは、水平だけでなく、傾斜を測れる、すぐれもの。
ちなみに、こちらが交換前の金属管。この工事のタイミングで占有部分の交換できる部分はすべて新しいものに交換済みです。
そして、この日、重要な任務をになっていたのが、この何気ない棒。
ピンク色のレーザーのラインが微妙に見えるのでしょうか?そのラインに棒側の線をあわせることで、最終的に床になる高さがわかるという便利な棒。
たとえば「LDK FL」のところにあわせた時の、棒の下の先っぽのラインに、床がくるということ。その位置までに、もろもろの配管をおさめないとならないので、今日の現場にとっては、とてもとても大事な棒。現場をスムーズに回す、こうゆう知恵、場数をふむプロならではですよね。
けれど、現場での呼び名は「バカ棒」。ほかの現場では何の意味もなさないし、床の高さを知らせることしかできないという、「バカのひとつ覚え」から来ているのだろうけど、もっといい呼び名ないだろうか。
この日も現場内をアチコチとびまわる、つくる人。この真剣な表情。
床下は竣工したら見えなくなる部分でもあるし、平常時は目の向けられる部分でもないけれど、「ここでなにか不備があったらいけない」という緊張感もありました。そんな中、ひょこひょことお邪魔しました!職人さんも、わたしの疑問にも丁寧に答えてくださって、本当にありがとうございました!