なんでもないようなこと。
「なんでもないようなこと、が幸せだったと思う」って、
この歌なんだったっけー?とググってみたら、虎舞竜、ロード……でした。
年齢がばれますね、寒さと乾燥にやられています、四号(36)です。
で、何が書きたかったというと、本当に些細な、なんでもないようなことなんだけど、日々の暮らしの中ではチリもつもればなんとやら、で気になってくることあるよね、ってことです。
キッチンの棚の下を見てそんなことを思いました。
この処理をなんというかわかりませんが、これは奥へホコリが入らなくていい。レーズンやお箸が転がっていったりして、とりにくいからそのまま放置……なんてことにもならないし、「あそこの下、掃除しなきゃなぁ……」と心の片隅にホコリをためることもない。女子設計ならではの気づかいではないでしょうかー。
こちらはお部屋に入っていって右手、キッチン側を見たところ(手前の台がシンクで、奥がガス台になります)なのですが、奥側の棚には、扉がつきます。手前側にはつかない。奥側はお客さんが来たときに、目のいく場所でもあるので、ごちゃごちゃが見えないようにという配慮です。見せる収納って意外とハードル高いですからね。ありがとう、福ちゃん。
ちなみに、今回は食洗機がはいりますよ! 忙しく働き遊ぶ、ここに住む人の家事時間が少しでも短縮されますように!
そして、玄関の脇の収納スペース。
帰ってきて、コートをどこにかけておくか問題もここで解決できそうだし、玄関まわりに置いておきたいものは意外と多いので、うちにもこんなスペースほしい。立地もよいので、お友達を呼ぶ機会も多いおうちになりそうなので、この位置に見えない収納があるのはうれしいかと。大きくはないけれど、あるのとないのでは大違い。
つくる人たちは、建具屋さんとの打ち合わせ中でした。とっても明るいキャラの建具屋さん、メガネを新調されていました、似合ってます。
ところで、建具屋さんて何やる人?という素朴なギモン→→→壁や棚を作るのは大工さんだけど、そのフタ部分、ドアや扉をつくるのは建具屋さんだそうです。このバトンタッチしていく具合は、素人的にはとても面白い。結ぶ人やらせてもらっておいて、左官屋さんと塗装屋さんの違いとか、いまいちまだわかっていません。
大工さんは棚づくりの追い込み中。
前回のブログで紹介したこの棒、を切り出してくれたのも大工さん。現場で糸のこのようなものでカットされたそう。私がみればもちろんキレイなまっすぐだけど、大工さん的にはラフな仕上がりだそうで、「それがゆくい堂らしいよねー!」と教えてくれました。なるほど、たしかに手作業な感じはいい意味で残りますよね。
別のお部屋では、大工さんJr.が作業中。お部屋が広いので、同時にあちこちで作業が進んでいきます。(実は職人さんって、親子やご兄弟でやられていることも多くて、家族の風景が見られたりするのも現場へいく楽しみです)
最後は物件のそばの公園というか遊歩道。大きな木があると、ちょっとホッとしませんか?
現場では、タイルや塗装がはじまって、おうちに色がついていき、また雰囲気も変わっていきそうなので、今年のうちにまた見にいきたいと思いまーす!