「東京で一番よいマンション」

駒沢大学前(おそらくcottaシリーズ?)カミングスーン!!というわけで!!

工事はもう少し先のようですが、こちらの物件はスペシャル版ブログからはじめます。

売主さんがお住まい中のところへお邪魔する機会をいただいたのです!

 

これ、なかなか、というか実に珍しいパターンなのですが、物件を内覧にいったボスがぜひに!というだけあって、とても素敵な暮らしぶり。

あまりに居心地よく、仕事も忘れかけてゆっくりしてきちゃいました。申し遅れましたが、今回の担当は4号、久々です。

 

最初にひとことで言っちゃうと、単にお部屋が素敵というだけではなくて、とてもいい空気が流れているお部屋でした。このよい流れ、わたしがいただきたい(取材直後、真面目にいくらですか?って聞いちゃった)くらいなんですが、お仕事なのでみなさまに、以下シェアしまーす。

 

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まず、玄関をあけるとマンションとは思えない引き戸。

黄色のガラスがかわいい引き戸は、リノベーション時にひでしな商店で調達。

 

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さらに、引き戸を開けると、素敵なのれん!!!

ご夫婦の大好きな染色家、山内武志さんの作品。コレわたしヒトメボレでした。

 

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そして、お部屋で私たちを出迎えてくれるのは、日本各地?世界各地?の民芸品たち。「私たちにとってはひとつひとつが大切な思い出の品です」とその想いが相手にも伝わっている感じで、相思相愛。みんなもそれぞれとても居心地がよさそうでした。

 

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そんな素敵なおうちのご主人は、切り絵作家のYUYAさん。

このお部屋を購入なさったのは、なんと12年前。いまでこそ「古いマンションをリノベーションする」というのが理解され、当たり前になりつつあるけれど、当時からそんなことを考えていたとは、なんとも先見の明がある。

 

しかも内覧にきたときには、荷物や家具がいっぱいで、ところせましと物が置かれている状態……。もともと建築を勉強し、建築関係のお仕事をされていたご主人は「荷物がなくなった状態を想像し、少し直せばいい部屋になる!」とすぐにイメージができたそう。「ちょっと古く、でもあたたかい感じがしてよかった」という通り、今も、とってもあたたかい空気が流れています。

 

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ちなみに以前の持ち主さんも、地元に愛着をもって住まわれていたようで「そのときの旦那様の名残惜しそうな顔が忘れられず、大事に住んでいこうって思いました」と奥様が教えてくださいました。その思いとともに、お二人が過ごした時間で、さらに熟成?培養?されてできあがったこの雰囲気、新築ピカピカのマンションで出せるわけないです。

 

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「ここへは本当に色々な方がお見えになり、

 皆で食事をしたりベランダで話をしたりと、

 大切な楽しい時間を過ごしました。

 この家でつながった縁がたくさんありました。

 この家があったからこそ、

 つぎのステップにいける気がします」

 

思い出がたくさんつまった、このお部屋。住む人からこんなに愛されて、おうちもとても幸せだろうなぁ。普段から「東京で一番よいマンションだね」と、ご夫婦でお話されるくらいお気に入りの場所を手放され、前に進む決断もまたかっこがいいです。

 

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「間取りにムダがなくて」「ベランダが広くて」「キッチンが明るくて」「日当りがよくて」とそもそもスペックだけでも、いいとこ揃いの物件なのですがそれより何よりこの空気を引き継げる人が心底うらやましい。正直、このままでもよくないか?というくらいに、すでに素敵な状態のこのお部屋。次回はそのあたりをもう少し書かせてもらおうと思います。

 

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ちなみにベランダはほんとうに広々。

四人掛けのダイニングセットみたいのを置いてもまだまだ余裕がありました!

図面アップが楽しみですねー!(ホントにいいから早く見てほしい!)