「かっこいいかなと思って」

おはようございます、四号です。

朝はホットコーヒーが恋しくなるくらい涼しかったり、魚屋さんには新さんまも出ていたりと、秋の姿がみえてきましたねぇー!秋、大好きです! 砧の現場も確実に竣工が近づいていますよー!

 

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仕上げと言えばのコーキング屋さんが、お風呂場で作業をされていました。コーキング屋さんに会うと、いよいよ竣工だなーという感じです。

 

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さっきの玄関を二階から見下ろしてみると……なんともアートな玄関。デザインされていないようで、デザインされている照明。

 

ここに住む人ためだけのもの。内装について何か聞くと、コムロさんの答えはほぼ「かっこいいかなーと思って」。そうそう、確かにかっこいい。それでも、よくよく話を聞いてみると、かっこいいだけでやっているんじゃないんだなーということに気がつきます。

 

たとえば、キッチンの作業エリア。

 

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(コムロさん)「ここでお料理するとき、お肉の色とかきちんと見えた方がいいでしょー?」

(四号)「うんうんたしかに」

 

でも配管を露出して照明をつけるのは今回の雰囲気には合わない。それで、棚板にダウンライトを埋め込み、正しい色がわかるように、雰囲気重視のあたたかい光ではなく白色の照明。そしてそして、作業台の前の壁は白でなく、ほんのりグレーなのが見えるでしょうか? ここを白にしちゃうと、白々しい空間になっちゃうから、少しだけ色をいれることにしたらしい……

 

こんな風に、この場所だけでも、つくる人の計算がいっぱーい詰まってる。この棚板の厚みだって、重要らしい。

 

私は意識せずに「なんかいいなー」と思うだけど、コムロさんからしたら、すべては想定の範囲内というわけ。コムロさんの手のひらでころがされてる四号でありました、ゴロゴロ。

 

 

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ダイニングテーブルのあたりから眺める風景、コレいい。ココでコーヒー飲んで一息いれたい。キッチンとの間にある仕切りの鉄枠がきいてます。多分、ここにも計算があるんだろう。リビングにいらっしゃるのは、クロス屋さん。収納内の床、ベッドルームの絨毯などはってくれる職人さんです。

 

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あ、いまさらりと書きましたが、ベッドルームは絨毯なのです! 床が絨毯って「お金持ちのおうち」って感じするのはわたしだけ? 色も落ち着いていていい感じでした。(写真・寝室奥の収納でパイプ設置中、きつそうな姿勢の本井さんにも注目!)

 

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贅沢感があるのは、キッチンもいっしょ。

 

引出しいっぱーい!(シンク側も引出しいっぱいですよ!) リクシルのものらしいですが、この空間にしっかり馴染んでるー! あれこれ予算をめぐる攻防がありつつ「今回はこれをどうしても使いたい!」というコムロさんの強い希望があって、見事採用! かっこいいのも大事だけど、機能性、使いやすさも大事。どちらも兼ね備えているキッチンって、最高だ。

 

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キッチンからつづく、ダイニングの壁はグレーです。「ちょっと曇ってるときと、綺麗に陽がさしたときと、光によって色が変わって、すごくいいよー!」とコムロさんイチオシ。写真では伝えられないくらい、微妙な変化なのですが、何が素敵ってその変化を感じとるコムロさんが素敵。アクセントカラーというのかな? ほんのりだけど、部屋に一面だけでも色があるおうち、グッとくる方多いんじゃないかな。

 

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おうちのイメージに実は大きくかかわる壁だけに、壁紙のチョイスも重要。白だけど、ほんのすこしクリームががっていて「かっこいいかなーと思って」と言ったあとに「照明があたると、さらにいい雰囲気なんだよね」とコムロさん。

 

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絵になる場所がおうちのあちこちに。この場所にぴったりのグリーンも入っていましたー!

 

 

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物件から四、五分のところにある総菜屋さん、今日は絶対買おうと思っていたのに、「完売」だった。涙涙涙。元はお肉屋さんだったと思われる、看板もないお店なのですが、ランチタイムには近所の人が「今日は10円玉たくさんもってきたよー!」「今日もゴハンは少なめよね」なんて、やりとりしていた様子がうらやましくて、お店のおばさんのことが気になってます。はんぺんのフライとか、懐かしのハムカツとか、揚げ物が大好きなのもありますが、おうちの近くにこれあると、心強いなーと思いました。充実したキッチンがあっても「ああー、もう今日は作りたくない!」という日もありますしね。

 

売る人と買う人、お互いの顔が見えてるお店って、なんかいいですよね。

というわけで、つくる人にも会えるOPENROOMのご予約絶賛受付中ですので、この機会にぜひぜひ!