隠れる床下部分のコト。
結ぶ人1号です。
38年前には最先端で立派に新築されたこのマンションのプランも、今では暮らす人の家族構成やライフスタイルもすっかり変わりなんだかしっくりこない。
まだプランがUPされていないのでイメージ出来ないかと思いますが、なんとも贅沢な空間に仕上がりそうです。
もちろんキッチンやバスルームの位置も大きく変わるので、新設された配管が多方面へと延びていきます。
そして配管が済んだ上には置き床を。今回のキッチン床はタイルでその部分はタイルの目地割れ防止のため、
置き床の支持脚の間隔を細かく入れて床の微妙なしなりを軽減させているそうです。
床にはこんな開口部分もあります。
これは建物全体で何か修繕などが必要な時の為の点検口だそうです。
だからギリギリ人が入れるくらいの大きさです。
今はこんなふうになっていますが、工事後も開けられるように納まるそうです。
あ、もちろん格好わる感じにはなりませんのでご安心下さい(笑)
サッシの真中にブルーの養生テープが貼ってあるのが妙に目立ち、『これは何ですか?』と現場監督川口さんに伺ったら、『ここは出っ張っていて材料などをぶつけやすく、小さなキズが付きやすいから』と。細かい細かい配慮です。右側の取手部分の青いテープも同じ。
さてさて最後に前回書いたスーパーサブの“デザインする人”こと鈴木さんのご紹介。
写真左のニット帽が鈴木さん。因に真中が設計の柴田さん。右が現場監督の川口さん。つくる人達のお話を聞くに、以前からお付き合いがあった鈴木さんは、『これいいよね!』の感覚が非常に近くて同じゴールを目指せる。かつ、つくる人達とは違うアーティスティックな感覚をお持ちなので、新鮮なアイディアが聞ける。実質上の新シリーズになるGARRETをぜひ一緒に作ろう!と意気投合し決まったらしいです。
『鈴木さんはさぁー、“車で帰って来たらわざわざ玄関までまわらないでここ(サッシ)から入りたいですよねー”とかサラッと言う人。本当確かにそうなんだよねぇ。因にその鍵はみつかってないんだけどね(笑)』って柴田さんが教えてくれました。